位置センサ(リニアセンサ):novotechnik社

位置センサ(リニアセンサ)(非接触トランスデューサ)

【ブラシレスで機械的寿命がない、耐環境に優れたリニアトランスデューサ

位置センサ(リニアセンサ)での位置検出はインダクティブ方式(電磁誘導)と磁歪方式の2種類がありどちらもアブソリュート位置出力が可能です。

・インダクティブ(電磁誘導)を応用した独自技術でノイズや磁気の影響をうけにくく、シンプルで故障リスクが少ない構造

・ポジションマーカー(マグネット)により位置検出を行う磁歪方式によるリニア位置センサは、取付やすいプロファイル形状とシリンダ内に組込み可能なロッド形状がある。

・アナログ出力、各種デジタル出力など幅広いインターフェースに対応。

・保護構造IP67で水や粉塵が多くかかる悪環境でも安心。(一部製品を除く)

 

novo PADシリーズ インダクティブ方式(電磁誘導)

インダクティブ方式(電磁誘導)を応用したnovo 社独自の技術によるリニア位置センサです。非接触かつ磁性体を使わず電磁誘導による測定を行っているため、長寿命低消費電力、電圧、電流出力、デジタル出力に対応しています。

シャフトの収縮により位置を検出するタイプ”LS1” と、ポジションマーカー(マグネット)により位置を検出するタイプ”TF1″ の2 タイプをご用意しています。ノイズや磁気の影響を受けにくく、シンプルな構造のため故障のリスクが少ない事が特徴です。

磁歪式リニアトランスデューサ内部構造図

 

NOVOSTRICTIVEシリーズ 磁歪式

筐体の内部に導波管が測定経路に沿って配置されており、そこにパルス電流を流すと周囲に円状磁界が発生、ポジションマーカー(マグネット)のある場所で、パルス電流による円状磁界と、ポジションマーカーによる磁界が交差して、「磁歪」が生じます。この「磁歪」によって、導波管にはネジレ波が生じ、ネジレ波は超音波となって2800m/s の速さで導波管上を伝播し、検出コイルで検出されます。パルス電流を流してから、ネジレ波を検出するまでの時間と距離を計算することで直線の位置検出を行っています。

磁歪式リニアトランスデューサ

位置センサ(リニアセンサ)(接触ポテンショメータ:ブラシ 接触式)

 

【長寿命かつ耐環境性に優れた位置(リニア)ポテンショメータ

独自の技術による抵抗体とブラシを使用することで、高精度・高速測長に対応し、長寿命なポテンショメータです。高精度ベアリングとシャフトの精密な構造による滑らかかつ正確に動き、安定した測定が可能です。

・小型、スプリング内蔵、ロッドエンド、省スペースでありながら長ストロークに対応するなど、豊富なラインナップ。

・電源が切れても位置を保持するアブソリュートタイプで、アナログ出力に対応。

・堅牢な筐体と保護構造IP67で水・油・ホコリなどの汚れに強い。 (一部製品除く)

振動吸収材エラストマーを使用したブラシと鏡面加工の抵抗体により、10m/s の高速動作が可能です。また、鏡面加工された約70 μ m の抵抗体とダンパー付特殊ブラシを使用することで、1 億回の動作が可能です。長寿命のためメンテナンスを大幅に減らすことができます。

 

センサ内部の様子

 

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